平成23年度 松竹花形歌舞伎 秋季公演



鳥羽田要助 澤村由次郎 / お登世 市川笑也 / 水熊のおはま 片岡秀太郎
江戸時代も末の頃。やくざの忠太郎が、弟分の半次郎の家を訪ねて来る。実は、忠太郎は半次郎と共に、親分殺害の仕返しのため飯岡の助五郎を襲ったが失敗、今は追われる身。半次郎と一緒に逃げようとするが、対応に出た半次郎の母おむらと妹のおぬいは、半次郎を心配し、半次郎はいないと言い張る。半次郎のことを必死で守ろうとする母おむらの姿を見た忠太郎は、半次郎に堅気になるように言い残す。というのも、幼い時に母と生き別れ、その後、父とも死別し、生涯孤独の身の上ゆえ母への強い思慕の念を抱いているからであった。
そこへ半次郎を追った飯岡の子分が現れるので、忠太郎はこれを斬り捨てる。そして、文字が書けない忠太郎は、おむらに手をとってもらい、この人たちを斬ったのは番場の忠太郎だと書き残すと、母を探しに江戸へ向かう。
それから一年半後。江戸で母を捜し続ける忠太郎は、助けた夜鷹から母の手がかりを聞きだし、水熊の女将おはまの許を訪ねる。その身の上話を聞いたおはまは、忠太郎が自分の息子であることを確信する。しかし、今ではお登世という娘もいるおはまは、忠太郎に冷たく応対する。離れていると親子の情もなくなってしまうと感じた忠太郎は、悲しみの内に立ち去る。しかし、その姿を見て兄と気づいたお登世がおはまを説得して、ふたりは後を追いかける。荒川堤で忠太郎の名を呼び続ける母と妹。だが、忠太郎は物陰に隠れ、そのまま旅立って行くのであった。
今日は赤坂の日枝神社の山王祭。町内からは祭囃子が聞こえ、辺りは賑わっている。ここへ粋な風情の鳶頭がやって来る。鳶頭は、祭礼を終え、振る舞い酒を飲んでほろ酔い気分。
そこへ馴染みの芸者がやって来るので、鳶頭は芸者を相手に、去年の大山詣で出会った女との色恋を艶っぽく語って聞かせる。そして、都々逸や狐拳などを踊るところ、若い者が絡んで来る。鳶頭はこれをいなせにあしらうと、芸者と共に祭りを楽しむのであった。
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